「姿勢がしゃんとしている感じの手」依田紀基チャンネル(YOUTUBE)(大文字山)

囲碁

囲碁界では愛の告白は自由らしい。前回、白石7段の杉内寿子8段への深い敬愛にふれたが、依田9段の思いも激しい。「私が世の中で1番尊敬している女性」と言う。「囲碁界最後の無頼派」の異名をとる依田紀基9段であるが、杉内8段を語る口調はまるで母を慕うような口調である。それも老いた母をいたわるのではなく、その変わらぬ強さにむしろ励まされる子供の気持ちと言えばいいか。ちなみに奥さんの原幸子4段は「世の中で1番恐れている女性」らしい。

図は白番の杉内8段が優勢な局面で、黒(溝上9段)が矢印の手で、白の受けを催促したところ。次の杉内8段の手は?依田9段曰く、「姿勢がしゃんとしている感じの手」である。

https://www.youtube.com/watch?v=JMdzCcQz5us

もちろん、答えは

このノビである。「姿勢がしゃんとしている感じの手」。

桂馬などに受けるのは、「腰の曲がった手」「腰の引けた手」と言われそうである。

碁の良さは、「自分の思うところ、打ちたいところに打てる」ということである。成功するか、失敗するか、結果は自分が負えばいい。誰かに迷惑をかけるということはない。自分の打つ手というのは自分の姿でもある。自分はこうありたい、しゃんとしたい、という手を打つ。このように考えて次の手を打つというのはどうでしょうか?(大文字山)

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